保護者の皆様へ
津久見ボーイズ 小山監督が語る「高校野球で花開くための3年間」
中学生の硬式野球チーム「津久見ボーイズ」では、
選手一人ひとりの“未来”を見据えた育成を行っています。
監督の小山英己は、津久見高校時代に春夏連続で甲子園へ出場し、春は豊田次郎投手から本塁打、夏は桑田真澄投手から二安打を放つなど大舞台での輝かしい経験を持ちます
そんな小山監督が、中学硬式野球で最も大切にしているのが、
「高校野球で花開くための土台づくり」です。
ここでは、保護者の皆様からよく寄せられる質問に、監督自身の言葉でお答えします。
Q1. 中学でレギュラーになれないと、高校で通用しませんか?
A. 全く心配いりません。大切なのは「今」ではなく「未来」です。
私は、中学時代に一度も試合に出場したことがありません。
この悔しさは高校で晴らすと自らに言い聞かせ、基本練習を繰り返し、体力作りを継続し続けてきました。また、挫けそうになった時の家族の支えは何よりも力になりました。これらの経験から、
「高校野球で花開くためにやるべきこと」をテーマに日々の指導に取り組んでいます。津久見ボーイズでは、焦らず、確実に、高校で通用するための基礎技術・体力・精神力を育てます。
中学時代に試合に出られなくても、未来の成長に自信を持ってください。
Q2. 勝利にこだわらない指導で、選手たちのモチベーションは保てますか?
A. モチベーションは「勝利」ではなく、「成長」と「目標」で保ちます。
津久見ボーイズは勝利至上主義ではありません。
しかし、「高校で花開く選手になる」という高い目標を常に掲げているため、成長の実感が『やる気』となり、「体の使い方が上手くなった」「打球と飛距離が強くなり遠くに飛び出した」「球速が上がった」などに繋がっています。そうなると必然的に試合でも「勝つ」ことに直結し、向上心や競争心への相乗効果も生まれています。これは、「努力は必ず結果に繋がる」という証明です
私は選手を信頼し、選手の自主性を重んじて見守ります。
高い目標を持ち、日々努力をし、自ら考えて取り組む。これが勝利を呼び込むための礎となると思っています。
努力が結果に結びつくチーム
創部からわずか5年で全国大会に出場。
これは、「努力は必ず結果に繋がる」という証明です。
勝利を目的とせず、高い目標を持って日々努力する姿勢が、結果として勝利を呼び込むのです。
Q3. 監督はどんな選手に期待していますか?
A. 根本的に選手全員、あとは、一生懸命に取り組む選手、挑戦し続ける選手、野球が大好きな選手です。
私自身、才能があるタイプではありませんでした。
だからこそ、「まだ伸びる」「自分を変えたい」という気持ちを持つ選手に大きな期待をしています。
津久見ボーイズは、たった4人の部員からスタートしました。
地道に努力を重ね、仲間を増やし、全国大会出場を果たしました。
才能よりも「努力を続ける心」。
経験よりも「成長したいという想い」。
その気持ちがあれば、どんな選手にもチャンスがあります。
監督からのメッセージ
高校野球で花開くための確かな基礎づくりと応用力の育成を目指して一緒に頑張っていきましょう
友だちと競いたい、追いつきたい、レギュラーじゃなくても構わない、高みを目指したいなどの「夢」に向かって挑戦する選手を待っています
一人一人の未来の可能性を信じ、また、人生で必ず開花する「野球」というものが生涯を通じて支えとなる将来に向け、応援します。貴重な3年間を誠心誠意指導して参ります。